英語のレベルを測るテストとして代表的なTOEIC
筆者は今までに4回受験し、段階的に点数をあげてきました。
そしてこのタイトルに入れている”599点”というのは筆者が2回目に受けた時の点数です。
なぜ2回目の点数なんだろうと思う方もいるかもしれませんが、理由は簡単。
1回目は本当にひどい点数だったからです!!!
しかし、その反省を踏まえ2回目以降は受けるごとに対策や勉強をし、段階的に点数を伸ばすことが出来ました。
TOEICの公式が発表している直近(2020年1月)の平均スコアが”581点”なので
今回は平均より少し上 599点(600点ぐらい)まで独学で勉強したい方向けに筆者が実際に使った教材と勉強法を紹介したいと思います。
1回目の失敗から学んだこと
1回目の受験は大学に入学した直後に学校でクラス分けの基準とする為に強制的に受けさせられたものでした。
当時私はセンター試験のみで大学に入学したので1月中旬には勉強をやめ3ヵ月程ブランクがありました。
ただセンター試験の英語は85~90%程の正解率だった為、TOEICも何とかなるだろうと思っていました。
そしてそのままあまり勉強もしないでTOEICを受験し、
結果は500点にも満たない惨敗でした。当たり前ですね。
その1度目の受験を経験した際、強く感じたのは
- ビジネス英語に関しての部分は受験英語だけではまかなえない
- 問題量が多く時間内に終わらない
ということでした。このことから次に行った対策として
- TOEIC向けの参考書を買う
- 試験の終わる直前に解いていない分の解答欄をとりあえず埋める
ということを実行しました。
それではそれぞれについて解説していきます。
TOEIC向けの参考書を買う
大学受験でまぁまぁな点数が取れていたのに、TOEICでは平均以下の点数しか取れなかったという事実から
まず受験英語を抜け出さなければいけないという結論に至りました。
また、内容もビジネス英語に関しては全然わからなかったという印象を受けたので
きちんとTOEIC対策として書かれている本を探しました。
購入した本
筆者が購入し利用したのは2冊です
①こう書房出版 仲川浩世著「TOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする 500点~860点突破のための解法テク&実践問題」
【音声DL付】TOEICテスト これ1冊で全パートをモノにする【電子書籍】[ 仲川浩世 ] 価格:1,782円 |
こちらの本の特徴は、問題をまず解く前に解説やポイントが書いており、そのことを意識したうえで練習に取り組むようになっているところです。
そのため、練習問題はポイント部分を意識しながら解くことが出来、練習問題の量も多すぎず少なすぎずちょうどいいように感じます。
また、解説部分も簡潔で、特にPart5の説明部分は英語をあまり勉強していない方にも分かりやすく、且つまとめてほとんど基本の部分を網羅してあるため
ここを読むだけで最低限の英語の知識を習得できます。筆者は海外旅行に行く際など英語を使う予定がある前には移動中にこの部分だけは読むようにしています。
こちらの本は280ページ程あるので、移動中に読んだりしたいと考えている方には電子書籍で購入された方がかさばらないのでおすすめです。
②国際ビジネスコミュニケーション協会出版 Educational Testing Service著
「TOEIC公式問題集」
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編/EducationalTestingService【1000円以上送料無料】 価格:3,080円 |
この本はTOEICを主催している国際ビジネスコミュニケーション協会が出版している教材です。
公式が発行しているため、公式スピーカーによるリスニング問題が体験でき、試験でどの程度のスピードで読まれるのか、回答に充てられる時間はどのくらいか等を知るのに役立ちます。
2回分の練習試験が収録されています。
実際に行った勉強方法
次に実際に行った勉強のやり方を紹介していきます。
まず最初に取り組むのは①の「TOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする 500点~860点突破のための解法テク&実践問題」です。
特徴の部分でも説明したように実際に練習問題を解き始める前に、
各パートごとに問題を解くためのポイント書かれているのでそちらを読みます。
その後そのポイントに気を付けながら実際に問題を解き、答え合わせをします。
そしてここが重要なのですが正解したかしてないかに関わらず全ての問題の解説を読みましょう。
自分がわかっていた部分とは違うところのイディオムの説明があったり、あまり聞き覚えがないであろう単語の説明があったりと、
自分が理解していると思っていたものでも更に知識を深めることが出来ます。
またリスニング部分においては、スクリプトを見ながら聴き直し、自分が聞き取れていな部分を明確にし、慣れるまでその部分を繰り返し聴いてみましょう。
この”解き方のポイントを読む→解説をしっかり読む(リスニングはスクリプト含む)”
の一連の流れを、本のある程度の内容が正解できるようになるまで繰り返します。
①の本で問題になれたら②「TOEIC公式問題集」へうつりましょう。
「TOEIC公式問題集」は試験と同じ時間を測り、なるべく試験と同じ条件を作って問題を解きます、答え合わせをします。
そして①の時と同じようにすべての問題の解説・スクリプトを読み聴きし英語の知識を蓄えましょう。
そして2回目は最初に解いたものと同じ試験分のものを今度は時間配分を考えながら解いてみます。
ここで時間内に解けきれ、内容もある程度分かっているようであれば
同じような形で2回目分の試験にも挑戦してみましょう。
もし1回目でつまづくようであればまずは1回目の試験を繰り返し解き時間内に終わらせることを目指すといいと思います。
試験の終わる直前に解いていない分の解答欄をとりあえず埋める
上記のように勉強をやったとしても、時間内に終わらせるなんて無理!!!と感じる方もいると思います。
かくいう筆者もこの2回目の受験は1回目よりも埋められたものの全てを解くことは出来ませんでした。
そんな時1回目との違いは自分が時間内に問題を解けきらないことを知っていたという部分です。
1回目の受験の時は問題を解くのに夢中になり、最後の最後まで問題を解くことに集中していました。
しかしTOEICはありがたいことに選択問題なので、全部適当で充てることは出来なくとも、
少しは勘でも点数を稼ぐことが出来ます。
なのでもしただ点数をできるだけ上げたいという方は、試験の終わり近づいたら問題を最後まで解くのではなく、
1分ぐらい前にまだ解いてないすべての回答を適当に埋めてしまいましょう。
このやり方は純粋に自分の力を試したい方にはおすすめはしないのですし、
これをやるだけで勉強を全くしなくても600点近くとれるかと言われたらそうではないので
この方法は奥の手として頭に入れつつ、先述した方法で頑張って勉強しましょう!!
TOEIC599点独学で取得するのに使った教材・勉強法まとめ
以上が筆者が独学で599点とるために使った教材と勉強法でした。
独学でもこれくらいは点数を獲得できたので、目指している方は参考にしてみて下さい。
▼TOEIC770点をとった勉強法はこちら▼
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