グローバル化に伴い需要が増してきている英文会計
そんな英文会計を勉強しながら資格として形を示せるBATIC(国際会計検定)は少しづつ認知度が上がってきています。
筆者は会計知識が0の初心者でしたが、まとまった勉強時間がとれたのもあり、1発でコントローラーレベルを取得することが出来ました。
その時に実際に利用して役に立ったおすすめの教材を紹介していきたいと思います。
Subject1におすすめの参考書
BATICのSubject1は個人的に受けた印象では英語さえ知っていれば
簿記の3級程度と同じくらいの会計知識でアカウンタントレベルまで取得するのは大変でないと思います。
実際の勉強に主に利用したのは、BATICの公式テキストと問題集、TACから出ている過去問題集です。
内容もそこまで難しくはないので会計に関する知識がない初心者でもこの2冊のみでいけるのではないかと思います。
公式テキストは1から会計知識について日本語と英語で書かれているので、
英語が少し苦手という方でも読みにくさは感じないで勉強できるようになっていました。
ただ、資格試験は時間配分の慣れもあるとないとでは受験時の余裕に差が出てくるので
余裕のある方は過去問題集で時間配分と問題慣れを深めるといいでしょう。
更に短い時間で合格を目指してみたい方は、この過去問題集のみを繰り返し解きながら覚えるという手もあります。
筆者は1発でコントローラーレベルを最初から狙っておりここでつまづくわけにはいかなかったので、抜けている部分がないか他のテキストも読んでみたりしました。
公式テキストのみの知識でもSubject1はまかなえますが、公式テキストの内容が難しいと感じた方はこちらの本も併せて読んでみるといいでしょう。
Subject2におすすめの参考書
Subject2に関してははっきり言ってSubject1の難易度の比ではないです。
880点~コントローラーレベルとなっているBATICで筆者は920点台をとりましたが、
実際内容をすべて理解できているかと言われればそうではありません。
つまり根本的に内容が理解できなくても問題慣れすればコントローラーレベルをとれる試験だと感じています。
そこで役に立った順に紹介していきたいと思います。
まさかのテキストではなく過去問題集です。
過去問題集をやる前に公式のテキストと問題集に手を付けたのですが、
実際こちらの問題集の解説の方が分かりやすいと感じることが多かったです。
過去問を繰り返しやると出てくる分野やパターンが分かってくるのでそこを重点的にやると点数は飛躍すると思います。
ただ、過去問題集だけでは理解できない部分もあったので、そういった場合は公式テキストで詳しく確認するといいでしょう。
過去問では出なかったけど、公式の問題集には載っているという形式の問題もあったのですが、筆者が試験を受けた際はそれが役立ったかと言われればそうでもないので、
公式問題集をやるよりは過去問題集を徹底してやった方が確立は高いと思います。
ただ、公式が出している問題集なので、そういった問題が出ないという可能性も0でありません。
なので本気でコントローラーレベルを独学で目指すのであればやって損はないでしょう。
これら以外にも初心者だった筆者にはわからないことだらけだったので、
簿記の1級の本も参考にしながら勉強をしていました。簿記の1級のテキストは細かい単位に分かれて出版されていることが多いので、自分の苦手なところのものを探すといいと思います。
ちなみにこのテキストは苦手だった「税効果会計」「デリバティブ」「ヘッジ会計」「金利スワップ」「リース取引」などが説明されており理解を深めることが出来ました。
【BATIC】おすすめの参考書 まとめ
以上が実際にBATICを勉強するうえで役に立った参考書でした。
筆者は合格を目的として、実戦形式から覚えるのが向いていたため過去問題集をおしていますが、
しっかり理解してからやりたいという方はテキスト類をしっかりやるといいと思います。
ただSubject2に関しては一緒に試験を受けていたおじさまが退場時間になったとたん退出されるくらい勉強をしないと意味が分からないレベルになっているので
どこまで目指すかまず最初に決めると心が折れにくくなると思います。
詳しい勉強のやり方やかかった時間は別記事で紹介しているので気になる方は読んでみて下さい。
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