コロナウィルスの影響で多くの映画館が休館しているアイルランド
いつ再開するのだろうと思っていた中、いち早く「Light House Cinema」という映画館が7月27日から再開したとの情報を見つけました。
映画館で映画を見てみたいけど、対策が微妙だったら行きたくないなと感じている方も多いと思うので
実際に行ってみて映画館がどんな感じだったのかを紹介していこうと思います。
Light House Cinema の基本情報
所在地:Market St S, Smithfield, Dublin 7, D07 R6YE
スクリーン数:4
総座席数:614
公式サイト:Lihgt House Cinema
カフェスペース・バー有り(今のところバーは閉鎖中でカフェのみ営業していました)
ダブリンのシティセンターから徒歩で15分くらいのところにあります。
映画館で感じたコロナ対策
映画館にはこういったコロナ対策について言及するポスターが張ってあったり、同じものが映画が始まるまでの間ヘビーローテーションで流れていました。
これに沿って紹介していこうと思います。
オンライン予約・コンタクトレスペイメント
映画の予約はインターネットからすることができ、筆者もそこから予約をしていきました。
ただこの方法では映画館についた際タッチパネルを使ってチケットを印刷する作業が必要になったので、そこまでオンラインで完結するようになるといいなと感じました。
ちなみに事前に予約していなくても日本と同じように機械で購入出来るので人との接触は減らせます。
カフェで食べ物や飲み物も売られていましたが、店員はフェイスガードを着用しており、もちろんクレジットカードなどで支払いも可能です。
時間をずらしたタイムスケジュール
タイムスケジュールは時間の近い映画で15分以上の間隔があけてスケジュールが組まれていました。
実際今回一緒の映画を観たのが筆者を含めて3人だったので、来ている人がもともと少ないだけかもしれませんが、
映画館に滞在していた中で10人位しか見かけはしませんでした。
ソーシャルディスタンス
映画の予約の段階から1列ごとに間隔があけられていてそこから選択するという形でした。
グループごとに間隔をあけるために先に予約されている席から2~3席隣の席も選択できないようになっています。
また、館内には一方通行で歩くようにとの指示が表示されており、スクリーンの入口と出口も別々にされていました。
ただ、人が少なすぎたのもあるかもしれませんが守っていない人もちらほらいたので強制力はあまりなさそうです。
スクリーンを出る時にソーシャルディスタンスに注意しましょうというのも繰り返し表示がありました。
トイレに関しても最大人数が決められており密度が濃くならないようにと配慮されています。
消毒液の設置・上映後の消毒
入り口に入ったところからまず消毒液が設置されていました。
他にも各スクリーンの間や入り口の横にも設置されており、何か食べ物を購入した後でもスクリーンに入る前に消毒をすることが可能でした。
そして上映作品はエンドロールが終わるまでしっかり観てきましたが、入れ替わるように消毒液を持った係員が入ってきており、各上映ごとに清掃がなされていました。
アイルランドの映画館 ウィズコロナの対策 まとめ
一通り映画館でとられていたコロナ対策の紹介をしましたが
個人的に感じたのはまだ改善の余地があるのかなというところです。
理由としては日本人的感覚だからかソーシャルディスタンスがとられているとしてもマスクの着用についても表示があればいいのにと思ったところ。
ちなみに他の観客は一人もマスクをしていませんでした。
今回は誰も咳をしたりしていなかったので気にはなりませんでしたが、
アイルランドでは咳をしている人ほどマスクをあまりしていない印象なので少し怖いなと感じました。
ただ、まだあまり観客は多くなくソーシャルディスタンスに関しては問題なかったので、マスクの着用の有無が気にならに方は狙い目かもしれません。
滞在時間を最小限にしたい場合は、作品上映前の予告は13分ほどあったので少し遅く映画館に着くのもお勧めです。
他の国で観客が少なくて再び休館した映画館もあると聞いたので今後も映画が観れるのか、今はないマスク着用義務が映画館でも導入されるのかなど
読めない部分が多いので行く前には必ず情報をチェックするようにして下さい。
以上がアイルランドの映画館で実際にされていたコロナ対策の紹介でした。
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